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on my own

話し相手は自分だよ

#1 Tango: Maureen -RENT

english

のいです。
ふぁぼられると真に受ける人です。
「ミュージカルで覚える日常英会話」ということで試験的に書いていきたいと思います。

 

しつこいほどに繰り返しますが、のいは帰国子女でも英文学専攻でも何でもない、英語まじめに勉強し始めてやっと2年の超ビギナーです。
そんな青二才がどの面下げてこんな文章書いてんだと聞かれれば、私は「人一倍英語が得意だとは口が裂けても言えないけれど、人一倍英語に苦しめられてる自負と確信がある」からです。
英語の勉強は千差万別、個人によって適した方法があると思います。私にとってはそれがミュージカルでした。苦手で、苦痛で仕方なかった英会話をサバイブするための唯一の糸口でした。
もちろんミュージカルが好きな人に楽しく読んでもらえたらそれだけで万々歳ではあります。けれども、私のように英語に苦しめられている、もしくは今後苦しむ予定の、哀れな迷える純ジャパニーズの目に触れて、少しでもお役にたてれば幸いです。
というわけで、「少ない語彙と経験値でいかに会話を切り抜けるか」ベースで書いていきますので、ネイティブの小粋な表現を学びたい☆ とか、充分話せるけど語彙を強化したい☆ みたいなインテリジェントな御方は今すぐ閉じてTEDでも観てて下さい。

 


第一回は、私が英会話を学ぶ上で最も始めに覚えなくてはならないと思っている言い回しから取り上げようと思います。

 

 

Tango: Maureen - Rent

言わずと知れた名作ですが、未見の方のために一応説明しますと(っていうか未見の方は黙っていますぐ閉じてTSUTAYAにブルーレイ借りに行ってください。マジで)赤いドレスの女性が歌のタイトルにもなっているモーリーン(天下のイディナ・メンゼル。エルサで、レイチェルのママで、初代エルファバですね)。
彼女はバイセクシャルで、男性のほうのマークは元カレ、かっこいいアフリカ系の女性がジョアンで今カノです。元カレと今カノが二人して浮気性のモーリーンに対する愚痴や不満をタンゴを踊りながら歌う、というナンバーです。

 

1:09あたりをご覧ください。最初はアンタとは違うのよ! と突っ撥ねていたジョアンが、初めてマークの言葉に共感を示します。

  • I think I know what you mean.

(あんたの言うこと、わかる気がする)

私がもし英会話の教師をやれと言われたら、ハローよりハウアーユーより何より先に「私はあなたの言うことがわかっていません」の言い方を生徒に教えると思います。
相手の喋っていることがよくわからないけど、よくわからないと言う言い方がよくわからないので、曖昧に頷いてたら、気が付いたらよくわからない壺を買わされていた……なんてことはないとは思いますが、わからないものをわからないまま有耶無耶にすると事態が悪化すると言うのは、英会話に限らず、全てのコミュニケーションの場で言えることではないでしょうか。
ネイティブの英語教師で、You know what I mean? がほぼ口癖になっている人もいます。言ってることわかる? と確認してきているわけです。

I don't know what you mean.

notを入れるだけで、「私はあなたの言うことがわかっていません」という意思表示になります。

meanというのは大変使いまわしのきく単語で、他にも

What do you mean?

What do you mean by...?

それどういう意味? 「...」という言葉をどういう意味で使っているの? と尋ねるフレーズ。

  • I mean...

私が言いたいのはつまり……ということです。

You mean...
あなたがおっしゃるのはつまり……ということですか?

That's not what I meant.
そういう意味で言ったんじゃありません。
(meantはmeanの過去形)

That's exactly what I meant.
まさにそれが言いたかったんです。

 

余談ですが、「マンマ・ミーア!」の『Honey Honey』にも、Now I'm about to see what you mean to me.というフレーズが出てきます。この場合のmeanはまた一味違って、「あなたという人が私にとってどんな存在か」という意味で使われてると思います(たぶん)。mean、奥深し。

 

ついでに、相手の言うことがよくわからない、または会話の内容に馴染みが無いときに使えるフレーズもいくつか。ポロッと言えるようにしておくと便利ですし、相手に「私は会話に参加する意志があります」と伝える意味でも、覚えて損は無いと思います。

I'm not sure, but...
よくわかんないんだけど……
(何か質問されて、わからないなりに答えるときなどに。)

I don't really understand, but...
(完璧には理解してないんだけど、というニュアンス。本気で1ミリもわからないときはreallyの位置を変えて、I really don't understand.)

I think...
I guess...
I suppose...
(100%の答えは持ってないけど、こう思ってるよ、と言いたいときに頭につける)

 

また、Tango Maureenの歌詞の中で、まるごと覚えておくと使いまわせそうなフレーズをいくつか。

 

I'm so mad that I don't know what to do.
マジ頭に来て、どうしていいかわかんない。
そのまま中学英語のテキストにのっけて良さそうなフレーズ。so~that...で、「~すぎて...」。too~to...構文と一緒に覚えましたよね。

It's hard to do this backwards.
後ろ向きに歩くのは難しいよ。
It's~to ....はかなり使えます。hardの部分には、例えばdifficult/easy/interesting/fun、ちょっと難しい単語を入れればannoying(うざい)ridiculous(バカバカしい)weird(なんかヘン)ということも簡単に言えます。

 

最期の最後で自慢させてもらうと、先日イディナ・メンゼル主演のIF/THENのラスト・パフォーマンスを観ました。イディナが登場した瞬間、観客の興奮最高潮、一曲歌うごとに割れるような拍手、クライマックスのソロ曲では客席総立ちでしばらく舞台がストップしたほど。内容に触れると英会話関係なくなるのでここでは(断腸の思いで)控えますが、あまりの多幸感に、ひとり I couldn't be happier, thank goodness! と呟いた直後、あっこれエルファバじゃなくてグリンダの台詞だわ……と思い出したのでした。
あとイディナだけじゃなくてマーク役のアンソニー・ラップも出てたね。イディナに気を取られ過ぎて、帰ってPlaybill観るまで忘れてました。髭すごかった。