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on my own

話し相手は自分だよ

21世紀だけど完全アドレス請求制の同人サイト作ったよ

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↑これ、表示されると絶望したよね(画像です)



!Attention
いらっしゃいませ。「on my own」は、管理人・noiが運営する雑記ブログです。
まずは以下の注意書きにしっかり目を通してください。

・実在の企業、団体、関係者様各位とは一切関係ありません。
・同人、二次創作、BL等の単語や意味を知らない方は大丈夫です。まだ戻れます。
 このブログは腐っています。絶対に入らないでください。
・見てしまったからといって苦情は受け付けられません
・同人、二次創作、BL等が嫌いな方もブラウザバック。
・当ブログの画像、文章等は無断転写禁止です。
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・コメント欄ではネチケットを守り、誹謗中傷、2ch語の使用はお控えください。
・フルウインドウ推奨、ブックマークはこのページに
・動作確認→Windows7

以上、ご理解いただける方のみ、サイト名からお入りください。

Enter?











これはダミーエンターです。注意書きをきちんと読んでいただけましたか?
こちらからインデックスに戻り、もう一度読み直してください。

















ようこそいらっしゃいました。
あなたは 114514 番目の迷える子羊です。
キリ番 next→114555 キリリク受け付けます(文・絵・夢OK)。キリリク掲示板へどうぞ。
最終更新 10/20 パラレル長編部屋『夜ニ咲ク花』(遊郭パロ)24,25話UP



こんな辺境まで辿りついてしまったあなたはきっと私と同じ穴の貉なのでしょう。
かつて、多くの腐女子がインターネット上に自分だけのお城を持っていました。
それは『同人サイト』『ホムペ』等と呼ばれており、他でもない私も一国一城の主でありました。


あの頃、つまり、私がまだダイヤルアップでピーヒョロ言わせながらインターネットに繋いでいた頃。
世は正に大個人サイト時代。
ある者はホームページビルダーを使い、またある者はメモ帳にタグを直打ちし、
思い思いの城を、あちこちに築き上げていました。
時にお城はたいへん貧相であり、また、時にたいへん複雑な内部構造を持ちました。
入った途端にでっかい音でMIDIが鳴る、ブラウザによっては表示がメチャメチャになる、
リンク切れてる、文字化けしてる、最悪ウイルスに感染する、等々……。
それでも主が愛情と手間暇をこめて築いたその城には、かけがえのない宝がたくさんあったのでした。
稚拙ながらも楽しく書いた作品、毎日書き込み合ったBBS、解析画面に一喜一憂したweb拍手、
個性とこだわりとをいっぱいに詰め込んだ、ちいさな、愛しい、私だけのお城。
管理人さんに100の質問に答えたり、キリ番を踏み逃げされて仕方なく自分で自分のリクエストに応えたり、
掲示板に書き込まれたエッチな広告を憤りながら消したりしていた、あの頃がもう、遠い昔の事のように思えます。


しかし、時が経つにつれて、当時競うようにしてお城を大きくしていた者たちは、
一人、また一人と、城を離れていきました。
彼女達のお城には、三ヶ月以上更新されないページに表示されるアレがぶら下がりっぱなしになり、
サーチエンジンが潰れ、インフォシークが死に、So-netが死に、ジオシティーズが死に……
私は、誰も遊びに来てくれないお城とともに、取り残されました。
彼女たちはいったい、どこへ行ってしまったのか。
そうです。今ではすっかりお馴染みの『pixiv』と『Twitter』です。
もう、タグなんか打たなくていいのです。
いちいち検索避けを入れなくても、鍵をかければいいのです。
ちんたらBBSだのメルフォだの使ってないでリプを送りあえばいいのです。
BODY内に入れるはずのタグを間違えてHEAD内に
入れてしまったことに気付けないまま崩れまくる表示を前に
うんうん唸りながら時間を無為に過ごさなくていいのです。
世界はすっかり便利になりました。
私は、地方の潰れたショッピングモールみたいになってしまった
自分のお城を、それでも解体することなく、みんなの後に続きました。
もしかしたら、本当にもしかしたら戻って来てくれる人がいるかもしれない。
そんな私の希望は、殆ど、当て所の無い祈りのようでもありました。


pixiv共和国に小さな部屋を借り、twitterと言う名の流れる市民プールで
遊ぶ平穏な毎日を送っていたころ。
それなりに楽しく暮らしていた私を、いくつかの事件が、立て続けに襲いました。


ひとつ、pixiv一点爆撃事件。
pixivの評価機能を使って、10点満点中の1点を、私の公開している作品に
片っ端から付けられるという、謎の通り魔事件。
ログは残らないので、誰がやったのか、知る術はありません。
悪意があるのか、ないのかさえも。
しかし評価回数は表示されるので、「あ、こいつ一点爆撃受けたな」と
いうのは傍目からも一目瞭然になってしまう、もはや公開処刑。
ただでさえ評価回数・総合得点・ブクマ数など、書き手と作品の『価値』が
露骨に数値化・序列化されてしまうシステムのSNSで、これは堪えました。

ひとつ、感こな事件。
事件というか、慢性的に引きずっていた持病のようなものなのですが、
とにかく、感想がこない。
アクセスカウンターを導入しているのでサイトにもpixivにも
一応、それなりの人数の人が見に来てくれてはいたのですが、
誰も痕跡を残してくれません。忍者なのでしょうか。

最後にして最大の事件、これは何と言ったら良いのでしょうか、
当時私がメインで扱っていたキャラクターが、そこそこ長きにわたって本誌から
姿を消していたのですが、それが突然、見違えたように立派になって再登場を果たしたのです。
例えるなら、ロッチ中岡がいきなり失踪して、しばらくしたらピース又吉になって帰ってきたみたいな感じです。
いや、ピース又吉はすごいです。分かっています。『火花』読みました。良かったです。
でも私が応援してたのはロッチ中岡なんだよ!!!!!!!!!!
私のロッチ中岡を返してよ!!!!!!!!


病みました。


本誌の話はガンガン進みます。新展開やメディアミックスでファンも増えました。
作品名とキャラ名でtwitter検索をかけたりすると(やめときゃいいのに)
「えっ、××ちゃん絶対(作品)ハマると思うで~!読んで読んで~!
(ピース又吉が登場した巻)からの(キャラ)マジドチャクソ性癖だから……!!」
などというツイートが引っかかります。
ロッチ中岡はもはや無かったことにされているのです。
pixivでもtwitterでも新展開からのファンが楽しそうにピース又吉を描いています。
ごめんなさい。そろそろお笑い芸人に喩えるのやめます。


なんだか、異国の街に身一つで放り出されたような心地でした。
『もう、私の作品なんて、誰にも必要としてもらえないんじゃないだろうか。』
そんな昏い考えに思考を乗っ取られ、鍵アカで「リスカしょ。。。」などと
呟いては「イッキ!イッキ!!」などというリプライをもらって泣いていた
ある日、私は突如思い立ちました。


そうだ、私にはお城があったじゃないか!!


幾許かの作品を残して、pixivの投稿作品のほとんどを非公開にしてしまい、
twitterに鍵をかけ、作品ページを引っ込め、新たに倉庫ページを設定して
今までそのジャンルで書いた文章の全てを詰め込みました。
そしてトップページには、そのジャンルの文章はアドレス請求制の倉庫に
全て格納したこと、今でもそのジャンルとキャラが大好きであること、
申し訳ないが読みたい人はメールで問い合わせるように、
というような文章を置いて、日付と名前を添えました。
(その文章は近しい友人の間で『遺書』と呼ばれ、今でも笑い種になっています)
完全に据わった私の目に、もう、迷いはありませんでした。
サイト内の一部とはいえ、21世紀にもなって、アドレス請求制の同人サイトを作ってしまったのです。


サイトを倉庫化してしまうと、驚いたことに、私の心は自然と凪いでいきました。
もう、私の作品を好きでいてくれる人しか、このページに辿りつけない。
エロ広告も出ない。他のおすすめ作品も出ない。評価もブクマも閲覧数もない。
誰の悪意も受け付けない。好奇の視線にも晒されない。
アクセスカウンターも、拍手ボタンも、全て外してしまいました。
私はいつの間に、気づかないうちに、本当にたくさんのことに縛られて
自分の大好きな趣味を自分でつまらなくしていたんだ、という事実に
そのとき、やっと気づいたのです。
たくさんのことというのは、具体的には、

「所詮"二次"創作でしょ」「たかが趣味でしょ」「自意識過剰」
「将来作家やマンガ家になるわけでもないのに、何本気になってるの?」
「たいしてうまくもなければ、特段努力してるわけでもないくせに」
「褒めてもらうツールとして同人を利用してない?」
「本当に創作が好きだったら感想なんかなくても書き続けられるはず」
「そんなカプ誰も書かない、読まない、買わない」
「地雷」「逆カプ」「解釈違い」「原作愛がない」

といった呪詛のような言葉たちです。
それももう私には届きません。
ありのままに自カプ愛でるのよ!!!


……さて、そんなふうに氷のお城に引きこもって、3年が経ちました。
先日、私はまとまった時間ができたことをきっかけに、Wordpressの勉強をして
今度はサイトを一部どころか完全に倉庫化してしまいました。
最初は、Wordpressで同人サイトを作ることを奨励する記事にしようかとも
思いましたが、少なくともHTML、CSS、PHPの仕組みを理解していないと
難しい上に、手間も金(サーバー代)もかかるので、冷静に考えてやめました。
パスワードがつけられるFC2ブログとか、絵描きさんならTumblrとか
それこそはてなブログとか、サイトっぽいものを作るためのツールは他にもいろいろあります。
検索すればいくらでも情報は出てきますので、ここではお話しません。


結局何が言いたいのかと申しますと(出オチじゃないのか、というご意見もご尤もですが)
みんながpixivやtwitterをやっているからといって、
みんながそれに倣う必要はないのではないかな、と思います。
私も当面はpixivからサイトへと誘導するスタイルでやっていくつもりです。
何より、相互フォローがどうだの、ブクマ数がどうだのといった
作品の外で起きるゴタゴタに、疲れてしまっている方も、少なくないのではないでしょうか?
みなさん、もう一度、お城に戻ってきませんか。
自分の作品だけが飾ってあるホールを見回すのも、なかなか幸せですよ。



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